会社案内

社長メッセージ

持続可能な社会を作るため、モノづくりを通じて社会貢献をし続ける企業を目指します。

代表取締役社長 植田 憲高

日本精鉱は、1573年に発見された兵庫県養父市の中瀬金山の再開発を目的に1935年に設立され、その後、金とともに産出していたアンチモンの用途開発が広がり、国内はもとより世界に高品質で様々な用途に応じたアンチモン製品の供給を続けており、2025年には会社創立90周年を迎えます。

また、2000年には、特殊な金属微粉末を製造する日本アトマイズ加工(株)を子会社としてグループに迎え、さらにモノづくりのすそ野を広げて参りました。

アンチモンは、合成樹脂の難燃剤、鉛蓄電池の電極材料、ポリエステルやアクリルの合成触媒、半導体材料など様々な用途に使用されています。また、金属粉末は、主なものでは、銅粉末が積層セラミックコンデンサー向け電極材料、鉄合金粉末がパワーインダクタ向けコイル材料、青銅粉が小型モーターの軸受用粉末冶金材料と、共に電子部品用途に多く使用されています。

近年は、IoTやAIの普及と5Gなど通信環境の高速化により、DXが急速に伸展して、より材料開発はニッチでスピードが要求されるようになっています。

そのために、日本精鉱は、2022~2024年の中期経営計画を策定し、スローガンに「グループ力を発揮して、持続可能な事業の成長に向けて、チャレンジし続ける。」を掲げ、持続可能な社会を作るため、モノづくりを通じて社会貢献し続ける企業を目指します。

中期経営計画では、基本方針として、「グループ連携の強化」、「収益力の改善」、「新たな価値を生み出す事業の創出」、「魅力ある会社づくり」の4つの方針を掲げて、ステークホルダーの皆様に満足頂けるような企業づくりを行なって参りますので、より一層のご支援、ご鞭撻を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

代表取締役社長
植田 憲高