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三酸化アンチモンの難燃機構
三酸化アンチモン単独での難燃効果はほとんどなく、ハロゲン系難燃剤との併用による相乗効果によって難燃効果を発揮します。三酸化アンチモンはハロゲン系化合物と段階的に反応して、関連化合物を生成することにより、以下の作用で難燃効果を発揮します。
(1)気相での熱分解連鎖反応停止作用(ラジカルトラップ効果)
(2)気相での酸素遮断作用(空気遮断効果)
(3)固相での炭化物生成の促進(空気遮断、断熱効果)
又、反応は以下のような反応であると考えられています。
三酸化アンチモンの難燃配合例
樹脂種類
配合例(部数)
UL-94
(1.6mm)
LOI
※酸素指数
PVC
100 phr
DINP
50
Sb
2
O
3
3
Vー0
30.4
PE
100 phr
TBA*
15
Sb
2
O
3
5
Vー2
26.3
PP
100 phr
DBDPO
20
Sb
2
O
3
10
Vー0
26.4
PS
100 phr
DBDPO
10
Sb
2
O
3
10
Vー0
27.4
ABS
100 phr
TBA*
24
Sb
2
O
3
10
Vー0
33.3
PBT
100 phr
TBA*
16
Sb
2
O
3
7
Vー0
27.8
PUR
100 phr
DBDPO
12
Sb
2
O
3
3
Vー0
30.7
*:Br含有率 50〜70%TBA誘導体及びオリゴマータイプを含む
● 記載のデータは実測値の一例で規格値あるいは効果の保証値ではありません。
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